「男は別に紫外線対策なんて、、、」などと思っていないだろうか?実はそれ、大きな勘違い。紫外線ダメージは肌や髪、そして目にも影響をおよぼし、男女問わず老化を加速させる一因。車に乗ることが好きならば特に、車中での紫外線対策を今すぐ見直すべし!
地上に届く太陽の光は、「紫外線」可視光線」「赤外線」の3つ。その中で紫外線はさらに2つに分けられ、「UV-A」「UV-B」と呼ばれる。ちなみに「UV」とは「ウルトラヴァイオレット(ultraviolet)」の略。ちょっとカッコいい名前…なんて思ってしまうが、UV-Aは肌の奥の真皮にまで届いてハリや弾力を失わせ、UV-Bは表皮の日焼けを起こして炎症やシミ・ソバカスの原因になるという厄介なモノ。
さてこの紫外線、降り注ぐ量のピークは5〜8月頃。ゴールデンウィークや夏休みなど、レジャーやアウトドアイベント、ドライブの頻度が高まる時期にあてはまる。また、「曇りの日なら大丈夫だろう」と油断は禁物。UV-Aは雲を突き抜けて肌に届き、UV-Bでも薄い雲なら80%以上が透過してしまう。知らず知らずのうちに、紫外線ダメージが肌に蓄積してしまうのだ。
紫外線は肌をカサカサにし、シミやシワだらけにするだけではない。髪のパサつきやハリ・コシ・ツヤの低下を招き、細毛や抜け毛といった悩みを加速させている可能性が。さらに目にもダメージを与えて、紫外線角膜炎や白内障といった眼病の原因となり得ることが知られている。紫外線を甘く見ていると、若々しさを失うだけでなく、健康を害する恐れもあるということをキモに命じておきたい。
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●日焼け止め
顔はもちろんのこと、耳の後ろや首、腕、手の甲など露出している部分には必ず塗ろう。ムラのないように塗り、2〜3時間おきに塗り直すことで日焼け止めの効果は高まる。
●サングラス
ドライブ時はUVカット加工がされたサングラスが必需品。UVカット機能付きのメガネやコンタクトレンズもあるので、自分が使いやすいアイテムで目を守ることが大事。
●UVカットカーディガン
半袖で出かける日は、ドライブ時に薄手のUVカットカーディガンを羽織るのも効果的。日焼け止めを何度も塗るのが面倒…という人こそ、一枚持っていると便利なアイテム。
●車窓のUVカット
車窓にUVカットフィルムやUVカットスプレーを使うことで、紫外線をシャットアウトするのもひとつの手段。より万全な対策を求めるなら、フロントガラスを「クールベール」にチェンジしてみるのもおすすめ。紫外線を99%以上カットして快適なドライブを楽しめる、ドライバー必見のハイスペック・ガラスなのだ。
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