この時期、車に乗ろうとドアノブに手をかけると『バチっっ』!・・・不意を突かれるこの痛み!
その不快な静電気発生のしくみと、軽減する方法をご紹介しよう。
地球上にあるすべての物質は、プラスとマイナスの電子を持っていて、
通常はバランスが保たれ安定しているが、摩擦などによって電子が偏ると、静電気がつくられる。
ヒトの場合、私たちが着ている衣類がこすれ合うことで静電気が発生し、体に蓄積される。
湿度が高いと静電気は空気中の水分に放電されるから、湿気のある夏は問題ないが、
乾燥する冬は放電せずに体に蓄積してしまうのだ。
車に乗り込もうとドアノブに触った瞬間にバチっとくる・・・
これは、ドアノブが金属のため、指先という狭い面積から、体内に蓄積している電気が一気に放出されるのだ。
自動車はマイナス帯電していることがあり、地面に接触しているタイヤはゴム製で電気を通さないので
相当量の電気を溜め込んでいる。
これがプラス帯電したあなたに全部、一気に流れ込んでくるというわけだ。
(1)「地面や壁を2~3秒触って放電してからドアに触る」
体内に帯電している電子を、地面や壁、近くの樹木など、
金属製ではないものに先に放電させてからドアノブを触るという方法。
(2)キーでドアに触れてからドアを開ける
「バチっ!」と痛みを感じるのは、一箇所から一気に放電するため。
車のキーを握れば、放電されるのは金属の先端部分からなので痛みを感じにくい。
※キーを軽く持っていると指が「バチっ!」とくる可能性があるのでしっかりと握ろう!
(3)濡れた手でドアに触る
湿った手や濡れた手でドアノブを触ると静電気が起きない。
水分を含むことで、そこから大気中に放電するからだ。
静電気は乾燥でおこるので、予め保湿クリームを塗って乾燥肌対策をしておくのも良い。
(4)手のひらで一気にドアに触る
手をじゃんけんの「グー」や「パー」の形にしてから触れるだけでも有効。
指先の少ない面積で接触するよりも電流が手全体で分散され、
放電面積が広くなるのでダメージが軽減されるのだ。
セルフのガソリンスタンドでは、給油口を開ける前に、
静電気除去マークに触れてから作業を行うことになっており、
これは給油口火災(ガスキャップファイヤー)を未然に防ぐことを目的としている。
ガソリンは揮発性が非常に高く、静電気の火花が引火、発火する危険があるからだ。
ちょっと触れるだけだが、面倒と感じる人もいるかもしれない。
しかし、大きなリスクがあるのだから、ノズルを持つ前にさっとタッチするクセをつけておこう。
実際に静電気が原因の火災や爆発は、年に数件発生しているそうだ。
特に冬季は静電気がたまりやすいので要注意だ。
ちなみに、フルサービスのスタンドの従業員は「静電気帯電防止作業服(JIS規格の名称) 」の基準を満たした
ユニフォームを着用していて、静電気が帯電しづらい状況にあるので特別に「静電気除去」は不要とのこと。
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