スポンサー契約をしている新井選手より2018年全日本ラリー選手権第8戦 ラリー北海道の報告を頂きました!
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・開催日程 2018年 9月14日~16日
・開催地 北海道十勝周辺
・主催者 AGMSC北海道 JMRC北海道 その他
・路面 グラベル(一部ターマック)
・エントリー 全日本クラス49台 内JN6クラス10台
・走行距離 総距離749.08km スペシャルステージ178.87km
ロードセクション570.21km
・天候 14,15,16日とも晴れ。DRYただし場所によりWET
・気温 12度前後から28度前後
・リザルト JN6クラス 2位
今年もアジアパシフィック選手権および全日本選手権併催として、北海道十勝地方を中心に開催された。
さすがにここラリー北海道は壮大なロケーションと本州にない超ハイスピードセクションが組み合わさりとてもエキサイティングなラリーでもある。
また、シーズン終盤に突入しポイント争いも熾烈を極め、特にポイント係数が2倍になるここラリー北海道が天王山としてシーズンを通しての山場となっている。
またグラベルラリーが5戦連続となることからチームとしても5連勝しシリーズチャンピオンを獲得すべく万全の状態で北海道に乗り込んだ。
12日の水曜日から事前テストを行い車両の確認やサスペンションセッティングを行い13日および14日午前中を事前試走(レキ)。
そして14日金曜日午後からファンを対象にしたラリーショウが開催された。
今回北海道で大規模ない地震が起き主催者も開催をどうするか?大きな判断を強いられるようだったが、それでもこのラリーショウには多くのファンが訪れてくれた。
そしてスタッフの中には被災した方も居てそれでもラリー運営に協力してくれていた。
そんな姿を見て私たち選手は北海道の方々に元気を与えなければならないと改めて気持ちを強く持ったラリーショウだった。
200枚用意したポスターがすべてなくなるほどの盛況ぶりだった。
そして金曜の夜からサービスパーク横に設定されたスーパースペシャルステージからラリーは始まった。
まずここで先頭スタートの恩意を受けた。前のアジパシ選手と3分間スタート時間が開いたことにより埃の影響をあまり受けずに済んだ。そのため他の選手と2秒程度のアドバンテージを築くことに成功した。
15日土曜日 朝5時から本格的にラリーがスタートした。
一路80km以上離れた陸別町に向かったまずはここで足慣らしのステージ。しかし各選手最初から猛スパート。結局4番手スタートとなった。
次のSSから本格的に山の中の林道に場所を移した。
最初のSSで10秒ほど後続を引き離すベストタイム。そして次のSSでは1秒差のセカンドタイムだった。ここは路面が荒れていることもあり少しペースを抑えての走行だった。逆に29km走って1秒しか離れていないため驚く。
そしてサービスをはさみながら林道の最後29kmSS。
ここも前回路面よりも路面が荒れていると予測しメリハリのある走りを心がけ、路面状況が悪いところは抑え気味に走った。
しかし残り10km地点で痛恨のスローパンク。
フロント左タイヤだった為交換すると90秒はロスしてしまう。そのためそのまま走ることを選択。
結果車速が高く路面状況が良かったため40秒から50秒程度のロスで済むことが出来た。
しかしこの1本で1位から4位まで転落。23秒あった差が逆にトップから16秒のビハインドを背負う事となってしまった。
この日の最後は機能と同様にサービスパーク横のスーパースペシャルステージが行われた。
守るものは何もなくなったため最初から床が抜けるほどアクセルを踏み昨日と同じように埃が多かったこともあり2ンてタイムを6秒離すことに成功し結果2位まで浮上することが出来た。
結果1日目が終わり13秒の中に4台が入る混戦状態のため少しのミスも許されない状況が続いた。
パンクしたまま10km走ったホイール。その上にあるのがタイヤの残り物。
そして迎えた2日目。10秒を逆転するべくこれ以上は無理なほどの限界アタックを敢行した。
最初のSSで2秒返して8秒差。しかし次のSSで5秒戻され13秒差。
そして次のSSから高速グラベルコース。最初の1本目で4秒返し2本目でも5秒返した。結局3.8秒まで詰めて林道での最終SSは0.6秒負けて4.6秒差。
そして最終SSのスーパースペシャルステージで1.2秒返してトータル3.4秒差の2位でゴールした。
想定内のライン。これでもWRXには何も起きずベストタイムを記録。
立ち上がりは早めに姿勢変化が終わりコーナー脱出速度が上がり2番手を4秒上回るベストタイム
結局ラリーは3,4秒差の2位で終了となってしまった。
優勝すれば年間チャンピオンが決まっただけに悔しさも残ったがそれでも2位に入ることが出来た。
それよりも今回のバトルにより自分のドライビングがもう一つ上の段階に上がれたように思う。
今まで2日目のパウセカムイやアショロロングなどは同じ道を使用しておりベストタイムでも1秒ほどしか離せなかったのだが今回はこれ以上無理というほどのドライビングを行ったことにより今までよりも速い速度コーナーに入りぬけることが出来た。
感覚的には路面から車が浮いているような状態になりそれなのに曲がって行く様なそんなドライビングを経験しできるようになった。
今まで長くラリーを行ってきてまだ成長できたことこの様なバトルが出来たことに感謝したい。
サミー賞は最終のスーパースペシャルステージでGET。
次は10月13・14日に岐阜県高山で開催されるハイランドマスターズ。グラベル5連戦後のターマックラリーとなるがYOKOHAMAタイヤも新しいタイヤを投入する。
これにより今までターマックではDUNLOPタイヤに大きく水をあけられていた屈辱を晴らせると思う。
次戦で年間チャンピオンの報告ができるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
アライモータース 新井 敏弘
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これからも応援してきます!
新井選手、頑張ってください!!