夏場はオフィスや自宅ではもちろん、車の中でも冷房が欠かせない。
しかし、涼しく快適なドライブと引き換えに、燃費の低下が気になるのも事実。
少しでも節約につながる方法はないものだろうか?
カーエアコン使用時の燃費を気にする人は多いと思うが、実は、暖房の場合はほとんど燃費に影響しない。
エンジンの熱を利用して温風を発生させているため、エネルギーロスがないからだ。
一方、冷房の場合は、コンプレッサーを回して冷媒(ガス)を冷やし、冷風を送り出している。
コンプレッサーを動かすにはエンジンの動力が必要なため、ガソリンを余計に消費してしまうのだ。
冷房の使用で燃費が悪くなるというのは確かだが、果たしてどれくらい違いがあるのだろうか?
一説によれば、車の冷房をつけると、燃費は10%ほど低下するそうだ。
また、最高気温35℃の猛暑日に「冷房なし」「冷房フル稼働」で燃費を比較した検証実験によれば、燃費の差は約3km/Lもあったとか。
ガソリンの値上がりが止まらない中、燃費悪化が続けば、ドライバーのお財布事情や家計にも大いに痛手となることは間違いない。
ガソリン代を節約したいとはいえ、冷房をつけずに運転することはなかなか難しい。
不快なだけでなく、熱中症などの危険もある。
そこで、冷房をいかに効率よく使うがが大切になってくる。
(1)換気して車内の温度を少しでも下げてから冷房を入れる
(2)冷房をつけたら「内気循環」に切り替える
(3)冷房の吹き出し口を上向きにする(冷たい空気は下へ流れるため)
(4)車内の温度上昇を防ぐフロントガラスを使う
いろいろな対策があるが、遮熱効果の高いフロントガラスに交換するのもおすすめの方法。
ジリジリとした暑さのもとである中赤外線を約90%カットする「クールベール」は、日差しによる車内の温度上昇を抑えてくれる。
そのため、冷房をフル稼働させずに済んだり、ドライブ中の冷房使用率を下げられたりと、燃費消費を抑えることができる。
ガソリン代の節約だけでなく、エコにも貢献というメリットが期待できる!
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